「このカードはなぜ高いのか」を、感覚ではなくデータで答えます。
通販の公開商品2,606件を価格順に並べ、上位に何が入っているかを見ました。すると、4つの条件が繰り返し現れます。
条件1:エナジーマーカーであること
価格上位を占めるのは、カードではなくエナジーマーカーでした。
- (原作絵_1巻表紙)エナジーマーカー — 150万円
- (ベジット)/(孫悟空)/(孫悟空:GT)/(原作絵_42巻表紙) — 各120万円
エナジーマーカーは対戦で毎試合使う実用品でありながら、集める対象でもあります。実用需要とコレクション需要が同じモノに乗るため、価格が上がりやすい構造です。
E-90
(原作絵_42巻表紙)エナジーマーカー
1,200,000円
条件2:大会で配られたものであること
次に多いのが、CHAMPIONSHIPロゴ入りのカードです。
- (CHAMPIONSHIP26-27ロゴ入り)孫悟空【パラレル】 — 90万円
- (CHAMPIONSHIPロゴ入り)ベジット【パラレル】 — 70万円
- (CHAMPIONSHIPロゴ入り)ゴジータ【パラレル】 — 70万円
大会配布品は販売されていないため、市場に出る量が構造的に限られます。しかも「大会に出た人しか持っていない」という背景が価値になります。
実測したCHAMPIONSHIP系の商品は12件で、価格帯は1万円〜90万円でした。
条件3:原作絵であること
高額品の中に「(原作絵)」と付いたカードが目立ちます。漫画の絵柄を使った特別仕様です。
- (原作絵)孫悟空(再録SP) — 75万円
- (原作絵_1巻表紙)/(原作絵_30巻表紙)/(原作絵_42巻表紙)エナジーマーカー
ここで注目したいのは、原作絵はゲームのイラストではないという点です。カードゲームのプレイヤーではなく、原作のファンに向けた仕様が、いちばん高い値段をつけています。
条件4:人気キャラクターであること
価格上位の名前を並べると、傾向は明白です。孫悟空、ベジット、ゴジータ、セル、ベジータ。
同じレアリティ、同じ出現率でも、キャラクターが違えば値段は変わります。これは相場がカードの強さではなく、欲しい人の数で決まっていることの証拠です。
| カード(型番) | キラ版 | 通常版 | 価格差 |
|---|---|---|---|
(原作絵)セルSB01-012 |
280,000円 | 50円 在庫9点 |
5,600倍 |
孫悟空FB01-015 |
400,000円 | 80円 在庫67点 |
5,000倍 |
孫悟空FB05-030 |
200,000円 | 50円 在庫2点 |
4,000倍 |
孫悟空FB03-064 |
180,000円 | 50円 在庫33点 |
3,600倍 |
ゴジータ:BRFB09-001 |
150,000円 | 50円 在庫8点 |
3,000倍 |
ベジータFB02-133 |
140,000円 | 50円 在庫20点 |
2,800倍 |
逆に「入っていないもの」
ここが実は重要です。高額カード上位に、「対戦で強いから高い」というカードはほとんど入っていません。
もちろん環境で活躍するカードには一定の需要があります。しかし数十万円という価格帯を作っているのは、実用性ではなく希少性と思い入れです。
だから、こう考えられます
この4条件を知っていると、判断が変わります。
- 対戦のために買うなら、高額帯を見る必要はほとんどありません。性能で選べば安く済みます
- 集めるために買うなら、4条件に当てはまるものが値崩れしにくい傾向にあります(ただし保証はできません)
- 売るときは、手持ちがこの4条件に当てはまるかを先に確認してください。特に大会配布品と原作絵は、見落とすと大きな差になります
全カードの価格は1商品1ページで公開しています。手持ちや気になるカードがあれば、型番から確認できます。
FB09 DUAL EVOLUTION 194商品 / 在庫 106件 / 最高額 900,000円 ▸ この弾の相場を見る