フュージョンワールドを始めた人が、しばらくして気づくカテゴリがあります。エナジーマーカーです。
じゃんけんに負けて後攻になったプレイヤーにセットされる、ゲーム中1回だけ使える補正アイテム。対戦するなら毎試合必ず使う道具で、勝敗にも関わります。
そして、相場を見ると少し驚きます。
272種のうち、在庫は16件
トレカ通販の公開商品を実測したところ、エナジーマーカーは272種が確認できました。そのうち、在庫として買える状態にあったのは16件だけです。
売り切れ率にすると94%。フュージョンワールド全体の売切率が約49%であることを考えると、このカテゴリだけ突出しています。
そして価格の上限も特殊です。
- (原作絵_1巻表紙)エナジーマーカー — 150万円(売切)
- (ベジット)/(孫悟空)/(孫悟空:GT)/(原作絵_42巻表紙) — 各120万円(売切)
- (原作絵_30巻表紙)エナジーマーカー — 60万円(売切)
いずれも「その価格で実際に売れた」記録です。参考価格ではありません。
なぜここまで高くなるのか
理由は3つあります。
1. 実用品であり、コレクションでもある
多くのカードは「対戦で使う人」と「集める人」で需要が分かれます。ところがエナジーマーカーは、その両方の需要が同じモノに乗ります。
対戦する人は毎試合使うので必要。集める人はイラスト違いを集めたい。需要の層が二重になっている枠は、価格が上がりやすくなります。
2. 「装備品」としての性格
プレイマットやスリーブと同じで、エナジーマーカーは対戦相手に見られる持ち物です。お気に入りの1枚で対戦に出たい、という動機が働きます。
これはカードの性能とは無関係ですが、実際の購買行動としては強い動機になります。
3. 供給が細い
ブースターパックのカードと違い、エナジーマーカーは収録される機会そのものが限られます。出回る絶対量が少ないところに、上記の二重需要が乗る。これが価格を押し上げる構造です。
8月8日、ST01で12種が新規収録されます
2026年8月8日に発売されるST01「STORY BOOSTER 01」には、エナジーマーカーが全12種収録されます。しかも各種にパラレル版が存在します。
1パック330円(税込・6枚入り)のブースターパックで、BOX定価は6,600円です。
ここで、始めたばかりの人に伝えておきたいことがあります。
対戦するだけなら、スタートデッキに付属するもので十分です。 上に挙げた高額品は、あくまでコレクションとして値段がついているものであって、それがないと戦えないという性質のものではありません。
エナジーマーカーにお金をかけるのは、「せっかくなら推しの装備で対戦したい」と思ったときで遅くありません。
発売後の相場は、ここで追えます
新しく出たカードの相場は、発売直後がいちばん動きます。私たちは通販の公開データを週次で観測し、価格と在庫を記録し続けています。
ST01のカードも、流通が始まればデータに乗ります。「発売前にいくらだったか」「発売後どう動いたか」は、観測ログとして各カードページに残ります。
いま買うかどうかを決める前に、まず数字を見てください。
